苦手な人がいるとき

エネルギー スタッフのブログ 編集部ともこ

皆さんには、苦手だなって思う人、いますか?
「自分には苦手だって思う人はいない、誰とでもやっていけるよ」
なんて人も、もしかしているかもしれません。
かつての私は、苦手な人がいないなんてそんな人いるの?と思いながらも内心は、なれるもんならなりたいなって憧れていて、誰かを苦手に思う自分に対して色々と葛藤を感じていました。
そんな私を見て、恒美(ひさみ)さんが声をかけてくれました。

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「ともこさん、人と会う時に苦手だなって感じる人は、価値観も思いも違う人なんだな、って思うだけで良いんだよ」

-価値観が違うって、思うだけでいいの?
でも思うだけじゃあ、不快な感覚は無くなるとは思えないし、なんの解決にもならないような気がするけど……

「うん、あのね、苦手って思う時は、価値観の違いに反応している時なの。
それぞれの主観的なpointにフォーカスして問題意識を大きくしている」

-あ、そうか。
言われてみると、確かにそうです。
私の知り合いの話ですが、炊飯器で炊いたご飯が余ったら、炊飯器の保温を切りご飯をタッパーに入れて冷蔵庫に保存にするよという人がいて、その人は余ったご飯を保温にしたまま炊飯器に放置している結婚相手の家の習慣が信じられない、と嘆いていました。
その話を聞いてそうなんだと思っていた時に、偶然、テレビで結婚したばかりのタレントさんが、「炊飯器のご飯を食べきったらお米を炊いて保温にしておいていつでも食べられるようにスタンバイさせておく、それが常識でしょう! 」と言って、それをしないパートナーに困っている、と話しているのを聞いたのです。
真逆のことを常識と主張して、起こっていることは真逆なのに同じように嫌な気持ちになっているというこの事実に、すごくびっくりしたのを覚えています。

「そう、だからね、価値観が違うだけなのに、相手のここがダメ、といちいち反応していると、エネルギーが無駄に使われちゃう」

-ほんとだね、炊飯器の話からわかるように、常識って人それぞれ。
いちいち反応してたら、キリがなさそう。
そしたら、自分が苦手に感じる人に対して、どうすればいいの?

「まずは、自分が反応している、相手へのダメ出しに気づいてみて。
そして、気が付いたら意識的に止める。
これを止めると、最初は気分的に居心地の悪い気持ち悪さを感じるかもしれないけど、それでも続けていくとだんだん慣れてくるよ」

-ダメ出しするって、自分の価値観の中の正義に留まっているから、それをやめるって、確かに意識的にならないと難しそう。
だって、相手をやり込めるのって、気持ちいいもんね……
でも、意識的にここを止めていくと、変わるんですね?

「そう、なぜ変わるかを、エネルギーの視点で話すね。
人間ていろんなエネルギーの管(ライン)が寄せ集まって出来ているのは、話しているよね。
価値観の違いから生まれる反応で外側に向かって活性化していたエネルギーのラインが、意識的な気づきでストップされると、そのエネルギーの活性化も当然止まる。
そして止まったエネルギーは逆流して自分の内側に戻ってくるんだよ。
気持ち悪さはエネルギーが方向転換して逆流している時に感じるの。
自分のエネルギーを自分で変化させる人になるには、この逆流している時をいかに意識的に乗り切るかがポイント。
その気持ちの悪さの不快感に慣れてきた時に、人へのダメ出しに使っていたエネルギーが、自分に流れるようになるの。しかも生産的に! 」

-うわぁ〜今までと真逆に働くんですね……価値観の違いに反応して活性化していたエネルギーが、自分の可能性に向けて使われるってことですよね。
価値観のぶつかり合いに使うより、こちらの方が断然いいです!

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読んでくださる皆さんの中に、もし今、苦手な人がいて嫌な気持ちになってるということがあれば、実は大きなチャンスかもしれません!
ダメ出しすることをやめてみる、そしてその分のエネルギーを、心地よく自分のペースで出来ることに向ける。
今回のお話が少しでも役に立てたら嬉しいです。

 

 

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